バッチファイル(.bat)でexeとかコマンドを実行すると、エンターキーなどのキー入力を求められて「入力しないと次の処理に進まない」ということってありますよね。
ここでは、バッチファイルの記述でキー入力を自動で行う方法をわかりやすく解説します。
わかりやすく解説!バッチファイル(.bat)でキー入力を自動で行う方法
結論から言うと次のようなコードです。
echo (キー) | (コマンド)
例としてコマンドプロンプトを起動して下記コマンドを実行してみます。
cd C:\temp
md test
echo y | rd /s C:\temp\test
- 1行目:フォルダを指定
- 2行目:”test”という名称のフォルダを作成
- 3行目:”test”という名称のフォルダを削除 ←”/s”オプションでわざと確認メッセージを出している
3行目が自動キー入力の方法に当たるコマンドです。
上の例では、「Y」か「N」を入力を求められるので、「Y」を自動入力しています。
エンターキー入力を求められる場合は、「enter」とすればOKです。
[echo]コマンドの基本的な使い方
[echo]コマンドは上記のような使い方も可能ですが、基本的な使い方は下記のようになります。echo off | バッチファイルの先頭に記載することで、コマンドプロンプトの表示なし |
echo on | バッチファイルの先頭に記載することで、コマンドプロンプトの表示あり |
echo (文字列) | コマンドプロンプトに(文字列)に入力されたモノを表示 |
echo (文字列) > (ファイル名) | (文字列)が記載されているファイルを作成 |
echo (文字列) >> (ファイル名) | (文字列)が記載されているファイルを作成 & (ファイル名)のパスでファイルが存在しているときは(文字列)を追記 |
おわり