
でもどうやって年収をあげればいいの?
年収1,000万円は夢だよな~
SE(システムエンジニア)は年収が高いと言われています。
この記事ではSEの平均年収からどのように年収を上げればよいかを解説します。
後半では、SEで年収1,000万円になるために考えられる方法を紹介します
SEの平均年収とその特徴
SEの平均年収は2019年現在で約420万円です。
全体の平均年収約400万円と比較すると、SEの平均年収は約20万円高いです。
20代SEの平均年収は約370万円で、20代全体の平均年収約340万円よりも高く、SEは高収入の職業であると言えます。
また、30代SEの平均年収は500万円であり、20代から30代にかけて平均年収が100万円以上大幅にアップする特徴があります。
これはSEが実力社会であり、経験やスキルが年収に反映される職種であることを示しています。
参考資料:厚生労働省 賃金構造基本統計調査(平成29年)
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SEが年収を上げる方法
ここでは、年収を上げるための具体的な方法を9つ紹介していきます。
あくまで一例ではあるものの、現実的な方法だと言える内容です。
高いプログラミングスキルを身に着ける
SEは高いプログラミングスキルを持つことで、他のエンジニアよりも高い評価を得ることができます。
希少価値のあるスキルとして認識され、年収の向上につながります。
経営者と同程度の経営スキルを身に着ける
経営スキルを持つSEは企業にとって貴重な存在となります。
経営戦略やマーケティング、会計などの知識を積極的に学ぶことで、付加価値を高めることができます。
転職をする
IT業界では人材不足があり、優秀なSEを確保するために高い給料を支払う企業も多いです。
知識を増やし高いスキルを持つことで、転職による年収アップが可能です。
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フリーランスで仕事をする
フリーランスとして独立することで、自身で価格設定が可能になります。
経験を活かし、収入を増やすことができます。
人脈を広げる
人脈を広げることで仕事の機会が増え、仕事の単価が上がります。
直接仕事を獲得する機会が増えるため、年収の向上につながります。
一人でシステム開発の経験をする
多くの知識と経験が必要ですが、企業から高い評価を得ることができます。
フリーランスとして幅広い仕事を請け負う際にもメリットがあります。
コミュニケーション能力を高める
クライアントとの親密な関係を築くことで、直接仕事を依頼される機会が増えます。
円満な人間関係は仕事のパフォーマンスにも影響します。
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外資系のSEになる
外資系企業は高い年収を支払う傾向があり、優秀なSEを採用したいと考えています。
知識と経験を積み重ね、SEとしての価値を高めましょう。
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海外の企業に転職する
日本に比べてSEの希少価値が高いことと、需要が高いことが挙げられます。
さらに日本と違い、SEにも明確なランクがある国もあります。
経験や実績を考慮したランクとなっています。
例えば、オーストラリアはそういった制度を採用している企業も多いそうです。
- ジュニア
- ミドル
- シニア ←年収1,000万円越えの人もいる
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年収をあげるためのSEにおすすめの資格
会社によっては、資格手当がつく会社も多いですよね。
資格手当が月に1万円なら年間で12万円年収に加算されます。
資格手当は会社の規定により異なるため一概には言えませんが、ここではIT系の有名な資格を紹介します。
手当以上に市場価値も上がるため、取得する価値はあります。
ITコーディネーター
ITと企業経営の両方に深い知識を持ち、経営のIT化を実現するプロフェッショナルです。
ITストラテジスト
高度なITスキルと経営知識を合わせ持ち、企業のIT戦略のナビゲートを行う専門家です。
中小企業診断士
企業の経営コンサルタントに関する唯一の国家資格です。
Oracle(Silver~Platinum)
Oracle製品を扱う技術力を認定する資格です。
マイクロソフト認定プロフェッショナル (MCP)
マイクロソフト製品に関する知識やスキルを認定する全世界に通用する共通資格です。
アーキテクト(Cisco Certified Architect)
ネットワーク機器開発会社シスコシステムズの製品に関する、技術者認定における最高水準の認定試験です。
基本情報技術者試験/応用情報技術者試験
IT業界で働くために必要な基礎的な知識・技術が問われる資格です。
これらの資格を取得することで、客観的な評価を得ることができ、年収の向上につながる場合もあります。
また、新たな知識を学ぶ機会としても価値があります。
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SEが年収1000万円を目指すために
年収を伸ばすというときに1つの指標となるのは年収1000万円ですよね。
しかし、普通に働いているだけでは届かない数字です。
そこで、1,000万円を射程圏内又は、実現させるために考えられる方法を意見を交えて紹介します。
高度な専門知識の習得
最新の技術やトレンドに精通し、深い専門知識を持つことで、市場価値を高めることができます。
Q.年収1,000万円は可能か? A.難しい
市場価値は上がり、いなくてはならないとされる人材になれますが、年収1,000万円だと、賞与を除いたとして単月84万円以上の人材になる必要があります。
”かなり大きな案件 + 上流工程の重要なポジション + 残業”を12か月続けてれば年収1,000万円は可能だと思います。
プロジェクトリーダーやマネージャーになる
プロジェクト全体をリードする立場に就き、経験とリーダーシップを発揮します。
Q.年収1,000万円は可能か? A.ちょっと難しい
基本的に管理職は残業代は出ない企業が多いため、残業代で補うスキームは使えません。
そうなると、”基本給 + 役職手当など”と賞与で年収1,000万円を狙わなくてはいけません。
外資系の大手企業レベルでないと厳しいかもしれないですね
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自己プロデュース
フリーランスとして活躍し、自己ブランディングやマーケティングを行い、収入を増やします。
Q.年収1,000万円は可能か? A.難しくはない
契約形態や単月の金額にもよりますが、可能です。
メリットとしては、複数案件を同時受注できるという点です。
1つの案件では年収1,000万円は難しいですが、複数案件を同時進行でやれば、月に100万円以上は固いと思います。
デメリットは、事務や営業などのお金が発生しない業務も自分でやらなければならないことです。
それと、サラリーマンのような福利厚生は当然ありませんし、収入の安定はしないということです。
経営者や起業家となる
自分自身で事業を起こし、経営者として成功することで高額の収入を得ることが可能です。
Q.年収1,000万円は可能か? A.簡単だけど…
マイクロ法人は別として、社員が数十人いるような会社であるなら余裕で年収1,000万円達成できます。
しかし。零細企業や資本金が1,000万円程普の中小企業の場合、業績が好調のときはよいですが、なんらかの要因により業績が傾いたときは身を切って社員を守らなくてはいけない責任があります。
そういったリスクを考えたうえで年収1,000万円になるように自分の給料を設定する必要があります。
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まとめ(システムエンジニアの年収を上げる方法を解説!目指せ年収1,000万円)
ここまでの結果として、SEで年収1,000万円は可能であると言えますが、簡単ではありません。
しかし、一気に年収1,000万円は難しいにしても、少しづつキャリアを上げていけば届かない数字ではないですよね。
せっかく年収が高いと言われている職業に就いたなら夢はみたいですよね。
この記事で紹介した内容の1つでもよいので実践してみることが第一歩となるはずです。
「千里の道も一歩から」です。
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