難しそうだけど何をすればいいの?
どうすればいいの?
プログラミンの勉強を始めるにあたって一番最初の壁が、「プログラミングの開発環境の構築」です。
この記事では、初心者向けにプログラミングをするための開発環境の構築方法をわかりやすく解説します。
プログラミングの開発環境の構築は初歩でありつつも、実際の現場でも一番最初に必ず行うことの1つですので、手順と考え方のポイントを押さえておきましょう。
この記事の最後には、「プログラミングの開発環境の構築が終わった後はどうすれば良いのか」ということも押さえているので環境構築が終わったらそちらも参考にしてください。
「プログラミングの開発環境を構築する」ってどういうこと?
「プログラミングの開発環境を構築しましょう」と言われてもピンとこないですよね。
ズバリ!開発環境を構築すると言うことを一言で言うと
プログラミングを行うための作業場所を作る
と言うことです。
もう少し深堀りするして解説します。
やりたいことにあったプログラミングの開発環境を構築する
この記事を読んでいる人は、ぼんやりと作りたいことのイメージがあって、それを実現するためのプログラミング言語の選定ができている人も多いと思います。
そのやりたいことと合致した開発環境を構築しないと結局は何もできません。
例えるなら「カレーを作りたいのに、鍋の具材を買ってきてキッチンに並べている」といった状態と言っても過言ではないです。
まずは、作りたいものが”パソコン”で動くものなのか”スマートフォン”で動く物なのか、”Web”で動く物なのかなどの下調べが必要です。
さらに、それは作るためにはどういったOSが必要で、どういったソフトウェアが必要なのかも調べてインストールする必要があります。
上記で述べたことを調べて準備することを「開発環境の構築する」と言うことです。
初心者がプログラミングの開発環境を構築するって難しい?
結論から言うと、難しいと思っておいたほうが良いです。
理由は、開発環境の構築は経験と知識が必要だからです。
「だったら初心者は無理じゃん」と思うかもしれませんが、どのように難しいを理解できていれば調べ方や注意すべき点などがわかります。
まず「どのように難しい」のか、主なポイントは下の通りです。
- プログラミング言語によって必要なソフトウェアが違う
- インストールしないといけないソフトウェアが多い
- インストールや設定でエラーが出て詰む
1つずつの解説と解決方法を説明していきます。
プログラミング言語によって必要なソフトウェアが違う
考え方として、プログラミング言語の数と同じ数だけ開発環境があると考えても良いです。
しかも、同じプログラミング言語でも開発環境が違う場合もあります。
例えば、”PHP”と言うプログラミング言語がありますが、PHPで何かを作るためにフレームワークと言う開発環境を構築する必要があるのですが、有名なもので言うと「Laravel」や「CakePHP」と言うフレームワークなどがあります。
解決方法
この内容を解決するための考え方は、「目的の物を作るために使われているプログラミング言語のシェアを調べる」ということです。
具体的に解説すると、プログラミングをするにしても開発環境を構築するにしても、インターネットを使い方法を調べることが一般的です。
マイナーなプログラミング言語や、新しすぎるプログラミング言語は情報が少ないです。
その上、情報が少ないプログラミング言語の開発環境はさらに情報が少ないです。
そうなると、プロでも難しい状態となってしまいます。
つまり、参考書に書いてあるプログラミング言語を選択したり、有名なプログラミング言語を検索して、その中の上位5位以内から選択するなどすれば問題ないです。
インストールしないといけないソフトウェアが多い
前述で開発環境の1つとして「フレームワーク」にも触れましたが、プログラミングで何かを作る場合、いろんなソフトウェアのインストールが必要です。
例えば、データを蓄積したいなら「データベース」というものもありますし、スマートフォンアプリなら「仮想環境」というものも必要になってくることもあると思います。
解決方法
作りたいものの想像があると思いますが、最初は作りたいものをもっと簡略化したものや、その一部などを作ることが良いです。
わからないことだらけの状態で、さらに全てが手探りという状態からいきなり「作りたいものを作るぞ〜」というのは無理です。
例えるなら、DIY初心者がログハウスは作れないですよね。
最初は練習もかねて、椅子から作るとか考えますよね。
つまりはそういうことです。
インストールや設定でエラーが出て詰む
前述でも触れましたが、プログラミングをするためにはいくつかのソフトウェアをインストールする必要があります。
さらに、ソフトウェアをインストールするだけではなく、それぞれに設定も必要です。
インターネットで方法を調べても、PCのメーカーの違いやOSの状態によってなど様々な要因で予期せぬエラーも発生します。
知識や経験があれば、解消方法にあたりをつけることもできますが、初心者では難しい場合も多いと思います。
その結果、先に進めなくてやめてしまうということも起きでしまいます。
解決方法
時間はかかってしまうかもしれませんが、1つ1つ原因と思われる事柄を挙げて解消していくほかありません。
または、Yahoo知恵袋やSNSなどで質問をしてみるのも良いですね。
初心者向けのプログラミングの環境構築する3つの手順
ここまでで、プログラミングの開発環境を構築するということはどういうことか、どういったことでつまづいてしまうのかが理解いただけたと思います。
ここからは、初心者がプログラミングの開発環境を構築するための具体的な手順をわかりやすく3つの手順で解説します。
ポイントとしては、全ての開発環境に共通した手順ですので、考え方や調べ方といった観点で後述の内容を理解してください。
- 復元ポイントの作成
- IDE(統合開発環境)の選定
- ソフトウェアのインストール
復元ポイントの作成
まずは”詰んだ”時のために復元ポイントを作成しておきましょう。
復元ポイントを簡単に説明すると、復元ポイントを作成したタイミングの状態にPCを戻すことができます。
- Windowsの復元ポイントの作成方法はコチラ
- Macの復元ポイントの作成方法はコチラ
IDE(統合開発環境)の選定
開発環境とはプログラミングを書くということの他に、実行するといった機能も必要です。
それらの機能を内包した1つのソフトウェア(又はツール)のことをIDE(統合開発環境)と言います。
自分が勉強しようと思っているプログラミング言語のIDEを検索すれば最適なものがヒットするはずです。
有名な無料のIDE(統合開発環境)
- Visual Studio Code(ヴィジュアル スタジオ コード)
- eclipse(エクリプス)
- Atom(アトム)
まとめ(初心者向け!プログラミングの開発環境の構築方法を解説)
初心者がプログラミングの開発環境を構築するためには、最初は難しいと思います。
しかし、ここをクリアしないとプログラミングの勉強は始まりません。
前述で述べた通り、実際の現場でも開発環境の構築は必須の作業の1つです。
そのため、練習のためにもプログラミングの開発環境の構築に慣れておいた方が良いですね。
ここから先は実際にプログラミングです。
どういうふうに進めることが良いのかをプロ目線から解説した記事もあるので参考にしてみてください。
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